二人三脚

ありたん、旧、旧店舗にひょっこりと帰ったようです。まるみ食堂。先代の青年時代、親兄弟の反対を押し切り北海道をとびだし、横浜に行きました。頼る人やお金もない中での上京。寝るところを探していると、偶然、布団が敷いてある土管を見つけ、誰か来たらどけばいいやとそこで寝泊まりをし仕事を探しました。居酒屋でバイトをするようになり、その店名に「駒」がついていました。その後は不動産関係の会社に務めサラリーマンをしました。先輩の鞄持ちをし、先代と商談にいくとうまくいくとジンクスができ、いつしか「ラッキーボーイ」と社内で言われるようになりました。しかし、大卒の新入社員が増え、俺はこいつらにはかなわい、これ以上は出世できないと悟り、脱サラをして北海道に帰って来ました。そして、出会ったのが飲食の道。後のありこまとなる食堂をはじめたのが今から47年前。研究熱心な先代は、一日に多いときで5、6杯ラーメンを食べて今の味を作りあげました。数年後にこの小さなちいさな食堂に、ほおっておけないとお嫁に来たのが現店主。そこから夫婦二人三脚でお店を切り盛りしこの小さな食堂から、離れたところに駐車場3台という旧店舗を経て、出前のしないラーメン一本の現店舗があります。
昭和、平成、令和と営業を続けていく中で、時代に背中を押してもらうことや、時代に恵まれた時、時代に課題を与えてもらうとき色々あります。どんな時も二人三脚で、今は、店主とその仲間で力を合わせて営業を続けております。
そして何より、何世代にもわたって当店をご利用いただき、食べ支えて下さったお客様のお陰で今があり、感謝の気持ちでいっぱいです。いつもありがとうございますm(_ _)m

感謝の一杯いっぱい🍜をこれからも…


先代の13回忌に手向けて💐

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